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コミュニケーション

SE,PGのためのヒューマンスキル vol.15

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    SE,PGのためのヒューマンスキル vol.15

    コ┃ミ┃ュ┃ニ┃ケ┃ー┃シ┃ョ┃ン┃編┃
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           ■ 第5話 ■


    ∞〜∞【 2009年5月27日 (水) 発行 】∞〜∞

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〈コミュニケーション編 目次〉

第1話 「 コミュニケーションとは? 」

第2話 「 誰でも簡単 ロジカルシンキングの鉄則 」

第3話 「 論理ピラミッドとは?(前編) 」

第4話 「 論理ピラミッドとは?(後編) 」

★第5話 「 文章作成のコツ 」

第6話 「 プレゼンテーションの重要性 」

第7話 「 プレゼンテーションの4段階法 」

第8話 「 情報を視覚化することで得られる効果 」

第9話 「 質疑応答のコツとわかりやすい話し方 」

第10話 「 ソーシャルスタイル 」

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       ∞〜∞〜∞ 登場人物紹介 ∞〜∞〜∞

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 ●西村さん

 この物語の主人公。システム開発会社でプログラマをしている。


 ●先生

 人財投資コンサルタント。「スキル、やる気、行動特性」をキーワー
ドに主としてIT企業向けに組織開発コンサルティングと研修を行う
セイ・コンサルティング・グループ株式会社所属。

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┃ ◆ 第5話 「 文章作成のコツ 」 ◆

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〜〜前回までのあらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜

主人公である西村さんは、入社2年目の春、会社でのコミュニケーショ
ンがうまくいかない事にで悩んでいた。偶然出会った先生に、コミュニ
ケーションは意識して身につけられる能力だということを聞く。具体的
な方法論として、『P・PREP法』に続き、『論理ピラミッド』について教
えてもらった。次は実践的な内容、文章作成やプレゼンテーションのコ
ツについてを教えてもらうことに…。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「文章作成のコツですが、大きく7つのポイントがあります。」

そういうと先生はホワイトボードに7つのポイントを書いた。

────────────────────────────────
ポイント1:一文一意を心がける。
ポイント2:シンプル・簡潔に書く。
ポイント3:説明文ではパラレリズムを使うと分かり易い。
ポイント4:重要な点は繰り返すと誤解のない文章になる。
ポイント5:良い比喩・例えを使うとイメージが湧きやすい。
ポイント6:修飾する言葉とされる言葉を近づけると分かり易い。
ポイント7:句を先にし、語を後にする。長い修飾語は前に、
短い修飾語は後にする。
────────────────────────────────

「へえ〜。こんなにあるんですか。でも、具体的なイメージが湧きませ
ん。」

「そうですよね。ここからは一緒に例題を解きながら学んでいきましょ
う。」

先生は問題が書かれたプリントを取り出し、広げてみせた。

────────────────────────────────
問:次の文章を読み、(1)、(2)のどちらが良いか選択してくださ
い。

(1)現在使用しているサーバのスペックでは、要件にあるシステムの
高速化は不可能であるので、問題を解決するためには、新しいサーバの
導入が必要である。

(2)現在使用しているサーバのスペックでは、要件にあるシステムの
高速化は不可能である。問題を解決するためには、新しいサーバの導入
が必要である。

────────────────────────────────

「この問題、わかりますか?」

「う〜ん、(1)の文章はなんだか長すぎる気がします。(2)の方が
良いと思います。答えは(2)!」

「ご名答!」

「やったー!」

「これがポイントの1つ、『一文一意を心がける』ということです。
なんでもかんでもつなげてしまうと長くなってしまい、読みにくい文章
になってしまいます。」

「なるほど。具体例を見ると納得ですね。」

「では、次の問題、いってみましょう。」

────────────────────────────────
問:次の文章を読み(1)、(2)のどちらが良いか選択してください。

(1)とにかく低価格のものをお求めであれば、○○プランをお勧めし
ますが既存のテンプレートを使用するため、デザインやクオリティは一
定のものになります。高価格のものでも構わないからとにかくデザイン
やクオリティを重視したい、サポートもつけたい、という場合は●●プ
ランがお勧めです。

(2)とにかく低価格のものをお求めであれば、○○プランをお勧めし
ますが既存のテンプレートを使用するため、デザインや品質は一定のも
のになります。高額のものでも構わないからとにかくデザインやクオリ
ティを重視したい、サポートもつけたい、という場合は●●プランがお
勧めです。
────────────────────────────────

「う〜ん、難しいです。」

「どちらの方が分かり易いですか?」

「(1)も(2)も言いたいことが一緒なのは分かるし、さっきの問題
のようにどちらかが長くて読みにくいというのは無いですね。」

「では、ヒントを出しましょう。
意味は同じでも、言葉が異なっている部分を探してみて下さい。」

「ええと…、『品質』と『クオリティ』かな?
(1)では最初の文で『クオリティ』という言葉を使っていて、(2)
では『品質』を使っています。」

「そうですね。」

「あ、今気づきましたが(1)では『クオリティ』という言葉が2回出
てきてますね!同じ言葉を繰り返し使った方がいいかどうか…というの
が判断のポイントですか?」

「いいところに気がつきましたね。さて、どちらの文章が良いでしょう
ね?」

「う〜ん、読めば読むほどわからなくなってきました…。
2分の1の確率だから勘で答えます。(2)番が正解!ですか?」

「残念!目のつけどころは良かったんですが、正解は(1)です。」

「がーん。2分の1の確率だったのにはずれてしまいました…。」

「(2)では『クオリティ』と『品質』、同じ意味であるのにあえてバ
ラバラで使ってしまっていますね。また、対義語でも『低価格のもの
〜』と『高額のもの〜』となっています。」

「なるほど。(1)は『低価格のもの』『高価格のもの』と言い方
が揃っているので分かり易いです。」

「これがポイントの1つ、『説明文ではパラレリズムを使うと分かり易
い』ということです。パラレリズムというのは『平衡』『並列』という
意味ですね。」

「これを心がけるだけでも文章ってずいぶん変わってきますね。」

「そうですね。これらの問題を解いていくと、具体的な例を見ながらコ
ツを抑えることができますよ。ぜひチャレンジしてみて下さいね。」

そう言うと先生は問題のたくさん載ったプリントを渡してくれた。

「ありがとうございます。」


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これで物語の中での文章作成のコツについての問題は終わりですが、
メルマガ読者の皆さんにはこのメルマガの最初のクイズコーナー
で引き続き文章作成のコツの具体例を問題として出していきますので、
ぜひチャレンジしてみて下さいね☆

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「さて、次はいよいよプレゼンテーションのコツについて学んでいきま
しょう。」

「ごくり。一番苦手な分野です。」

「プレゼンテーションは、3つのCなんです。さて、この『C』何の頭
文字だかわかりますか?」

「いえ、知らないです。」

「ではまず1つは【Contents(プレゼンの中身)】です。残りの2つを考
えてみて下さい。」

「う〜ん。Cがつくもの…?」


-続く-

■□────────

 次回予告 

────────■□

次回、プレゼンテーションとは3つのCの答えが分かりますよ☆次号で
「プレゼンテーションの重要性」、「聴衆分析」、「プレゼンテーショ
ンとは3つのC」についてを学んでいきましょう!
 

〈コミュニケーション編 目次〉

第1話 「 コミュニケーションとは? 」

第2話 「 誰でも簡単 ロジカルシンキングの鉄則 」

第3話 「 論理ピラミッドとは?(前編) 」

第4話 「 論理ピラミッドとは?(後編) 」

★第5話 「 文章作成のコツ 」

第6話 「 プレゼンテーションの重要性 」

第7話 「 プレゼンテーションの4段階法 」

第8話 「 情報を視覚化することで得られる効果 」

第9話 「 質疑応答のコツとわかりやすい話し方 」

第10話 「 ソーシャルスタイル 」

 

 


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