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コミュニケーション

SE,PGのためのヒューマンスキル vol.19

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    SE,PGのためのヒューマンスキル vol.19
 
    コ┃ミ┃ュ┃ニ┃ケ┃ー┃シ┃ョ┃ン┃編┃
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           ■ 第9話 ■
 
 
    ∞~∞【 2009年7月22日 (水) 発行 】∞~∞
 
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       ∞~∞~∞ 登場人物紹介 ∞~∞~∞
 
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 ●西村さん
 
 この物語の主人公。システム開発会社でプログラマをしている。
 
 
 ●先生
 
 人財投資コンサルタント。「スキル、やる気、行動特性」をキーワー
ドに主としてIT企業向けに組織開発コンサルティングと研修を行う
セイ・コンサルティング・グループ株式会社所属。
 
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┃ ◆ 第9話 「 質疑応答のコツとわかりやすい話し方 」 ◆
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~~前回までのあらすじ~~~~~~~~
 
主人公である西村さんは、入社2年目の春、会社でのコミュニケーショ
ンがうまくいかない事に悩んでいた。偶然出会った先生に、コミュニ
ケーションは意識して身につけられる能力だということを聞く。具体的
な方法論として、『P・PREP法』、『論理ピラミッド』について教えて
もらった。そして実際にプレゼンの練習をしてみることになり、視覚化
によって得られる効果を学びながらプレゼンの資料を完成させた。い
よいよプレゼンの練習を行ったのだが……。
 
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「以上の様な理由から、このシステムを導入することをお勧めしま
す!」
 
プレゼンを終えた。
 
パチパチパチパチパチ
 
先生が拍手をしてくれていた。
 
「お疲れ様でした。とても興味深いお話でした。」
 
「ありがとうございます。」
 
「プレゼン中の身振り手振りや、表情なども良かったですよ。」
 
「はい。意識してノンバーバルコミュニケーションを入れてみました。
意識しながらやると、意外とできるものなんですね。」
 
「そうですね。これからはどんどん取り入れて下さい。
資料も数値がグラフ化されていたり、伝えたいことが強調されていて
とても見やすかったですよ。」
 
「視覚化の重要性が身に染みました。」
 
「さて、本番であればプレゼンが終わった後に質疑応答の時間がありま
すね。」
 
「質疑応答かあ~。この時間が一番緊張するんですよね……。」
 
「そうですか。質疑応答のコツは、まず質問を恐れないことですよ。」
 
「恐れないことですか……。でも、どうしても緊張してしまいますので
質問が無ければいいなあなんて思ってしまいます……。」
 
●質問があるのが良いプレゼン
 
「質問が出るのが良いプレゼンテーションなんですよ。プレゼンのポイ
ントを補強するための絶好のチャンスです。」
 
「確かに、反対意見や鋭い質問が出たときにそれに的確に答えられたら
質問者以外の聴衆への説得効果も増しそうですよね。」
 
「そうです。質問を恐れるのではなく、チャンスと捉えてください
ね。」
 
「はい。そのように考えるとなんだか燃えてきますね。」
 
「あはは。燃えてきましたか。他にも、予想される質問を考えあらかじ
め準備しておいたりすることで怖くなくなると思います。しっかりと理
解し、内容を熟考しておくことが大切ですね。」
 
「そうですね。自分のプレゼンに自信があれば、質問を恐れることもあ
りません。」
 
「また、受けた質問は復唱すると良いでしょう。その理由は分かりますか?」
 
「そうか。質問を復唱すると質問の意図を誤解してしまうことが防げますね。」
 
「他にはどうでしょう?」
 
「他の聴衆にも質問内容を聞かせて内容を共有するとか。」
 
「いいですね。では、他にはどうでしょう?」
 
「うーん。チョット思いつきません。」
 
「後は時間稼ぎ、つまり、復唱することで答えを考える時間が生まれるのです。」
 
●質問には、結論から一言で答える
 
「なぜなら、質問に答えるときは『結論から一言で答える』のがポイントなのです。
理由をだらだらと述べてから結論を言うのではなく、まず結論、それか
らその理由を述べた方がスッと頭に入っていきます。」
 
「なるほど。YESかNOか、結局どうなのか、結論を伝えるわけですね。」
 
「そうです。そして答えを言い終わった後は、その答えに納得・満足し
ていただけたかを確認します。」
 
「はい。プレゼンを聴いていただいた方との双方向のコミュニケーショ
ンですね。」
 
「これでプレゼンテーションの四段階法の説明は全て終わりました。序
論、本論、結論、そして最後に質疑応答。」
 
「ありがとうございました。今まで苦手意識がありましたが、少し自信
がつきました。他に気をつけることはありますか?」
 
●最適な話のスピードとは?
 
「後は、わかりやすい話し方ですね。話のスピード、間、アクセント、
イントネーション、声の大きさ、言葉の明瞭さ……などです。
西村さんの場合、声の大きさは非常に良かったですが、話すスピードが
少し速かったですね。テレビでニュースを読んでいるNHKのアナウンサーの話
すスピードは1分間に350文字くらいです(当社調べ)。」
 
「そうなんですね。確かに話すスピードがつい速くなってしまう癖があ
るみたいです。今日は練習だったのでゆっくり話せたつもりだったので
すが、本番になるとさらに緊張して速くなってしまうかもしれまん。」
 
「一度、スピードを測ってみるのも良いですよ。五七五の俳句を1分間
に何回言えるかを誰かに数えてもらうのです。」
 
「なるほど。一度やってみます。あとはアナウンサーの話すスピードを
目安に話す練習をしてみたいと思います。」
 
「緊張して速くなってしまうのは誰にでもあることです。
緊張を和らげるためにはやはり充分な練習ですね。そして、本番は上手
くやろうと考えずに練習してきたものをそのまま出すことだけに専念す
るとあまり緊張しませんよ。」
 
「はい。練習して自信をもって臨めるようがんばりたいと思います。」
 
「さて、プレゼンの練習も終わったことですし、最後に、自分のソーシ
ャルスタイルについて知ってみませんか?」
 
「えっ?ソーシャルスタイルって何ですか?」
 
 
-続く-
 
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 次回予告 
 
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次回はいよいよコミュニケーション編の最終話です。ソーシャルスタイ
ルについて説明していきます。自分自身がどんなタイプ?を客観的に知
ることができるかもしれませんよ?
 
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