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SE,PGのためのヒューマンスキル vol.16

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    SE,PGのためのヒューマンスキル vol.16

    コ┃ミ┃ュ┃ニ┃ケ┃ー┃シ┃ョ┃ン┃編┃
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           ■ 第6話 ■


    ∞〜∞【 2009年6月10日 (水) 発行 】∞〜∞

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〈コミュニケーション編 目次〉

第1話 「 コミュニケーションとは? 」

第2話 「 誰でも簡単 ロジカルシンキングの鉄則 」

第3話 「 論理ピラミッドとは?(前編) 」

第4話 「 論理ピラミッドとは?(後編) 」

第5話 「 文章作成のコツ 」

★第6話 「 プレゼンテーションの重要性 」

第7話 「 プレゼンテーションの4段階法 」

第8話 「 情報を視覚化することで得られる効果 」

第9話 「 質疑応答のコツとわかりやすい話し方 」

第10話 「 ソーシャルスタイル 」



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       ∞〜∞〜∞ 登場人物紹介 ∞〜∞〜∞

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 ●西村さん

 この物語の主人公。システム開発会社でプログラマをしている。


 ●先生

 人財投資コンサルタント。「スキル、やる気、行動特性」をキーワー
ドに主としてIT企業向けに組織開発コンサルティングと研修を行う
セイ・コンサルティング・グループ株式会社所属。

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┃ ◆ 第6話 「 プレゼンテーションの重要性 」 ◆

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〜〜前回までのあらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜

主人公である西村さんは、入社2年目の春、会社でのコミュニケーショ
ンがうまくいかない事にで悩んでいた。偶然出会った先生に、コミュニ
ケーションは意識して身につけられる能力だということを聞く。具体的
な方法論として、『P・PREP法』に続き、『論理ピラミッド』について教
えてもらった。次は実践的な内容、文章作成やプレゼンテーションのコ
ツについてを教えてもらうことになった。先生から「プレゼンテーショ
ンの3Cとは何か」と問いかけられ、1つは【Contents(プレゼンの中
身)】と教えてもらったが…?

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「プレゼンテーションの3Cかあ…。1つは【Contents(プレゼンの中
身)】…確かに、内容は絶対に大切だ。でもあと2つはなんだろう
…。」

プレゼンテーションの3Cとは何かと問いかけられ、残りの2つを真剣
に考えていた。しばらく悩んでいたところで、先生がヒントを出してく
れた。

「それでは、ヒントを出しましょう!
何かを伝えたい時に、メールで文章を送る場合と、郵送でパンフレット
や資料を送る場合を考えてみて下さい。
プレゼンテーションとの違いが見えてきませんか?」

「う〜ん、伝えたい相手が目の前にいる、ということがプレゼンテーシ
ョンの大きな特徴だと思います。」

「そうですね。
プレゼンテーションという方法をとることで、相手の顔を見ながら、伝
えることができますね。」

「何かを伝える方法はたくさんありますね。
メール、手紙、電話、プレゼンなど…。」

「そうです。その『伝える方法』でどれを選ぶかが、相手への『説得効
果』へ繋がるのです。」

「なるほど。」

「どんなに内容が優れた製品でも、その内容が伝わらなければ意味があ
りません。また、競合他社の製品より少し劣っているかも…?と思う製
品でも、伝える方法を工夫することで、顧客への説得効果を逆転させる
ことだってできるのです。」

「方法によって、『説得効果』が大きく変わるということですね。」

「そうです。」

「あ!3Cの1つってコミュニケーションのCじゃないですか?」

「その通り!よく気づきましたね。【Communication(聴衆とのやりと
り)】、正解です。」

「やったー。でも、まだ最後の1つは思いつきません。」

「はい。もっと知っていくとおのずと分かりますよ。」

「私は仕事でプレゼンの経験がまだないので、何か練習してみたいで
す。」

「いいですね。では、私が顧客という設定で、何か西村さんの会社の製
品を売り込んでみるというのはどうですか?」

「はい!やってみます。」

「私の会社のオリジナルのWEBサイト更新システムソフトのプレゼンを
してみても良いでしょうか?」

「いいですね。私の会社のHPの更新にも使えそうでしょうか?」

「そう思います。では、プレゼンの構成を考えてみます。」

そう言って、メモ用のノートや製品のパンフレットなどを鞄から取り出
そうとした時に、先生が止めた。

「ちょっと待ってください。プレゼンに内容を決める前に、『聴衆分
析』についてお話しましょう。

「あ、はい。『聴衆分析』…ですか?」

「プレゼンの前に聴衆について知っておきたいことがあります。

まずは『聴衆の求める効果』です。

単に、情報提供でよいのか、説得して相手の考えに影響を与えるのか、
それとも相手の意思決定を得て行動を起こしてもらう必要があるのか?
ということです。」

「でも、誰もが明確な意図を持ってその場にいるわけではありませんよね。」

「そうですね。そんなときには『聴衆のニーズ・要望』について考えま
す。
聴衆が困っていること、不満に思っていそうなこと、焦点を当てます。
不満を満足に変えることをプレゼンテーションのテーマにするのです。

「そうか。自分が言いたいことだけ話すだけではプレゼンテーションで
はないですね。」

「はい。プレゼンテーションには常に相手がいますからね。」

「なるほど。では、私はまず聴衆である先生を分析するところからス
タートですね。」

「そうですね。色々質問してください。」

「あれっ。でも、その前に、3つのCの最後の1つがまだわかりませ
ん。教えてください〜。気になってるんです。」

「おっと、そうでした。最後の1つはまだ出ていませんでしたね。」

「はい。気になって聴衆分析できません。」

「あはははは。

ではヒント。西村さん、先程プレゼンの内容を考えようとした時に、鞄
から何を取り出そうとしたのですか?」

「えっと、ノートと製品のパンフレットです。
パンフレットに他社のシステムとの比較表があって、それをプレゼンの
資料として使うと説明し易い!と思いまして。」

「なるほど。比較表の図があるのですね。」

「はい。デザイナーに頼んで作ってもらったものなので、図解で分かり
やすいんですよ。

…ん?これって……もしかして3つめのCですか?視覚に訴える!みた
いな…。」

「鋭いですね〜。その通りですよ!では正解は?」

「えっと…、意味は分かりましたが、Cで始まる英単語が思いつきませ
ん…。」

「あはははは。惜しい。でもいいところまで行きました。英単語が出た
ら完璧でしたね。【Chart(ビジュアルに訴える)】です。」

「Chartかあ〜。」

「これで3つ出揃いましたね。

プレゼンテーションとは3つのC」

「 はい。

【Contents(プレゼンの中身)】
【Communication(聴衆とのやりとり)】
【Chart(ビジュアルに訴える)】

ですね。」

「その通り。」

「では、早速『聴衆分析』からスタートして、プレゼンテーションの構
成を考えてみたいと思います。」

「楽しみです。」


-続く-

■□────────

 次回予告 

────────■□

次回は、西村さんが先生を分析し、プレゼンテーションの中身を考えま
す。そして、プレゼンテーションの構成の仕方「4段階法」について学
んでいきます。聴衆を引きつけるオープニングにするには?などのコツ
をお伝えしていきますので、お楽しみに☆

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第1話 「 コミュニケーションとは? 」

第2話 「 誰でも簡単 ロジカルシンキングの鉄則 」

第3話 「 論理ピラミッドとは?(前編) 」

第4話 「 論理ピラミッドとは?(後編) 」

第5話 「 文章作成のコツ 」

★第6話 「 プレゼンテーションの重要性 」

第7話 「 プレゼンテーションの4段階法 」

第8話 「 情報を視覚化することで得られる効果 」

第9話 「 質疑応答のコツとわかりやすい話し方 」

第10話 「 ソーシャルスタイル 」

 

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