メールマガジン

HOME > メールマガジン

SE,PGのためのヒューマンスキル vol.12

□●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●□

    SE,PGのためのヒューマンスキル vol.12

    コ┃ミ┃ュ┃ニ┃ケ┃ー┃シ┃ョ┃ン┃編┃
    ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛

           ■ 第2話 ■


    ∞〜∞【 2009年4月8日 (水) 発行 】∞〜∞

□●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●□


 こんにちは。SE,PGのためのヒューマンスキルをお読みいただき、
ありがとうございます。
 桜の花も満開を過ぎたくらいですね。みなさんはもうお花見には行き
ましたか?今号も、物語を読みながら一緒にコミュニケーションについ
て学んでいきましょう。

 

                    〈コミュニケーション編 目次〉

第1話 「 コミュニケーションとは? 」

★第2話 「 誰でも簡単 ロジカルシンキングの鉄則 」

第3話 「 論理ピラミッドとは?(前編) 」

第4話 「 論理ピラミッドとは?(後編) 」

第5話 「 文章作成のコツ 」

第6話 「 プレゼンテーションの重要性 」

第7話 「 プレゼンテーションの4段階法 」

第8話 「 情報を視覚化することで得られる効果 」

第9話 「 質疑応答のコツとわかりやすい話し方 」

第10話 「 ソーシャルスタイル 」

◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

       ∞〜∞〜∞ 登場人物紹介 ∞〜∞〜∞

-----------------------------------------------------------

 ●西村さん

 この物語の主人公。システム開発会社でプログラマをしている。


 ●先生

 人財投資コンサルタント。「スキル、やる気、行動特性」をキーワー
ドに主としてIT企業向けに組織開発コンサルティングと研修を行う
セイ・コンサルティング・グループ株式会社所属。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇


第2話の今回は、論理的に内容を構成するための手法、「P・PREP法」
について解説していきます。

◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃ ◆ 第2話 「 P・PREP法とは? 」 ◆

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〜〜前回のあらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

主人公である西村さんは、入社2年目の春、会社でのコミュニケーショ
ンがうまくいかない事にで悩んでいた。偶然出会った先生に、コミュニ
ケーションは意識して身につけられる能力だということを聞く。具体的
な方法論を教えてくれるということで、興味をもって話を聞くこととな
った。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


先生はホワイトボードに英単語を書きながら説明しはじめた。

「P・PREP法とは、

主張したい事柄を

P : Purpose …目的
P : Point …結論
R : Reason …理由
E : Example …具体例
P : Point …結論

の順に組み立てることなのです。」

「はあ。」

なんだかピンとこず、気のない返事をしてしまった。

「ふむ、これだけ書いてもピンとこないですよね。
西村さん、社内で自分が何か主張しても通らなかった経験はありません
か?」

「あ、あります。たくさん。(苦笑)」

「具体的に教えていただけますか?」

「つい最近ですが、新しいパソコンを購入する必要があったので、私は
A社のパソコンを導入したいと言ったのですが、却下されてしまって…、
結局I社のパソコンになったんです。」

「その時にどのように主張したか覚えていますか?」

「はい。ストレートに、『A社のパソコンがいいと思います。』と。
でも、その後に部長に『なんでだね?A社のパソコンは高いじゃない
か』と言われて、引き下がってしまいました。A社のパソコンは確かに
他社と比較すると少し高いのですが、色々と利点は多いのです。スペッ
クはいいしサポートもしっかりしてて…」

と詳細を詳しく語り始めたら止まらなくなり、
自分で作った比較表まで取り出して一生懸命説明した。マニアックなこ
とをしゃべりすぎたかな?と思ったところで先生のストップが入った。

「わかりました。西村さんは、パソコンに精通している様ですね。詳し
い仕様を調べて、比較検討した結果、A社のパソコンを主張したのです
よね?」

「そうなんです…。でも通りませんでした…。」

「そういう場合に使えるのがP・PREP法なんですよ。」

「P・PREP法…。先程書かれた話し方の順番ですよね。」

「そうです。

西村さんからお伺いした話を、P・PREP法に当てはめてみましょう。


P : Purpose …目的「新人用のパソコンを新しく調達する必要があり
ます。」

P : Point …結論「A社のパソコンを導入すべきと考えます。」

R : Reason …理由「なぜなら、スペックが他社と比べて非常に良いう
えに、サポートもしっかりしています。この比較検討表を見て下さい。
確かに他社と比べて少し高価かもしれません。しかし、A社のパソコン
で作業効率もアップしますし、万が一の際もサポートがしっかりしてい
ます。」

E : Example …具体例「A社は、日経パソコンの顧客満足度ランキン
グでも3年連続No1です。
私がサポートのお世話になった時、他社でこのような対応を受けたトラ
ブルでも、A社ではこのように対応してくれました。」

P : Point …結論「A社のパソコンを導入しましょう!」


という順番で話すと、どうでしょうか?」


「ああ…なんだか全然違いますね。私の場合、理由や具体例を聞かれた
ら答える…ぐらいでしたが、順序良く話すだけでずいぶん印象が変わる
気がします。」

「言いたいことが伝わりやすくなりますよね?」

「そうですね。説得力が上がる気がします。」

「まず【結論】を言うところにポイントがあります。
要するに何が言いたいのかを最初に持ってくるのです。
そのため、目的と結論を最初に述べ、結論に至る理由を述べます。
理由を述べるための接続詞を多く持つのもポイントの1つですよ。
そして、結論に対する具体例を紹介します。
それから、最後にまた結論を強調するのです。」

「なるほど。」

「西村さんが部長さんにA社のパソコンがいいと思いますと主張した際
に、『なんでだね?』と一度聞かれていますよね?なぜその結論になる
のか、論理的な説明が求めていたのかもしれません。そこで順序良く組
み立てて話すことで説得力が増しますから、部長を納得させることがで
きていたかもしれませんよ?」

「確かに、そうかもしれません。話す順序の組み立て方1つでこうも説
得力が増すのですね。コミュニケーションや話し方なんて、生まれつき
のものだと思っていたので、目からウロコです。他にも色々と知りたく
なってきました!」

「そうですか。それでは、次は『論理ピラミッド』のお話をしましょ
う。」

「論理ピラミッド!?」


-続く-

■□────────

 次回予告 

────────■□

次回は、論理と理論の違いとコミュニケーションに論理性が必要なわけ
について解説し、「論理ピラミッド」という思考法を紹介していきま
す!

第1話 「 コミュニケーションとは? 」

★第2話 「 誰でも簡単 ロジカルシンキングの鉄則 」

第3話 「 論理ピラミッドとは?(前編) 」

第4話 「 論理ピラミッドとは?(後編) 」

第5話 「 文章作成のコツ 」

第6話 「 プレゼンテーションの重要性 」

第7話 「 プレゼンテーションの4段階法 」

第8話 「 情報を視覚化することで得られる効果 」

第9話 「 質疑応答のコツとわかりやすい話し方 」

第10話 「 ソーシャルスタイル 」

 

最新のメールマガジン一覧


前のページへ ページトップへ