ここでは、当社の新人研修受講者に向けて、基本情報のJavaの過去問を掲載しています。

想定しているのは、NetBeansなどのIDEにコピー・ペーストしたうえで、自分の正しいと思う答えを埋めて動作を確認するという使い方です。



次の Java プログラムの説明及びプログラムを読んで,設問に答えよ。

〔プログラムの説明〕

 英文のテキストを処理し,単語の出現回数を数えるプログラムの一部である。テキストは,単語,空白,コンマ及びピリオドで構成され,単語はアルファベットだけで構成される。単語中の大文字はすべて小文字に変換して取り扱う。さらに,単語の出現回数だけでなく,アルファベットの各文字が単語の先頭に現れた回数を 数えられるようにする。

(1) WordTable は,与えられた文字列から単語を切り出し,出現回数を数えるクラスである。実際に単語を数える処理は,コンストラクタで指定する別のオブジェクトで行う。

(2) Counter は,単語を数える処理のインタフェースである。

(3) WordCounter は,単語の出現回数を数えるクラスである。

(4) FirstLetterCounter は,アルファベットの各文字が単語の先頭に現れた回数を 数えるクラスである。

(5) Test は,テスト用のメインプログラムである。実行例を図に示す。

図 クラス Test の実行例

java.util.StringTokenizer は,指定された区切り文字で,文字列を字句単位(トークン)に分解するクラスである。次のメソッドをもつ。

public boolean hasMoreTokens()
 文字列に利用できるトークンがまだあるかどうかを判定し,結果を返す。
public String nextToken()
 次のトークンを返す。

java.util.Map は,キーと値を関連付けて管理するインタフェースであり,java.util.HashMap は,そのインタフェースを実装したクラスである。 キーを指定して,そのキーに値を関連付けたり,そのキーに関連付けられた値を 取り出したりすることができる。 次のメソッドをもつ。

public Object get(Object key)
  key に関連付けられた値を返す。
public Object put(Object key, Object value)
  key に value を関連付ける。
public boolean containsKey(Object key)
  key に関連付けられた値がある場合に true を返す。
public Set keySet()
  マップに含まれるキーの集合を返す。

java.util.Iterator は,要素を順番に取り出すための操作を提供するインタフェースである。 次のメソッドをもつ。

public boolean hasNext()
  次の要素がある場合に true を返す。
public Object next()
  次の要素を返す。

[プログラム1]

[プログラム2

[プログラム3

[プログラム4

[プログラム5

 

設問 プログラム中の/*    */ に入れる正しい答えを, 解答群の中から選べ。

a に関する解答群

ア Counter    イ FirstLetterCounter 

ウ Object     エ WordCounter

オ WordTable 

b に関する解答群

ア extends Counter     イ extends Object

ウ extends WordTable    エ implements Counter

オ implements Object    カ implements WordTable

c に関する解答群

ア -1

イ 0

ウ 1

エ ((Integer) freq.get(str)).intValue()

オ str.length()

d に関する解答群

ア flFreq[‘a’ + str.charAt(0)]

イ flFreq[‘a’ + str.charAt(1)]

ウ flFreq[str.charAt(0)]

エ flFreq[str.charAt(1)]

オ flFreq[str.charAt(0) – ‘a’]

カ flFreq[str.charAt(1) – ‘a’]